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New York 11 The Carlyle A Rosewood Hotel - ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル

The Carlyle A Rosewood Hotel - ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル

アッパーイーストのホテルで 一番セレブリティに愛されているホテル

2019年にホテルのドキュメンタリー映画が世界中で公開され、今、最も注目を集めているニューヨークのホテル「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル(以下カーライル)」。

このホテルを愛するセレブリティを挙げたらきりがない。

たくさんのエピソードが映画の中でも語られているが、その雰囲気を少しでも感じたくなり、実際に泊まりに行ってみることに。セレブリティがこぞって定宿にする、「カーライル」の魅力を探りに行ってみた。

高級住宅が並ぶアッパーイースト。カーライルは七六丁目にあり、メトロポリタン美術館やセントラルパークも至近にある。ホテルエントランスは仰々しくなく、ここがラグジュアリーホテルであるかどうかは外からはわかりにくいが、回転ドアを通り抜けた先のロビーは、とてもエレガントな佇まいだ。

飛行機の都合で午前中にホテルに到着し、部屋が用意されているのかと心配したが、事前にメールで飛行機の到着時間などを伝えていたこともあり、スムーズにチェクインができた。

このホテルのエレベーターにはエレベーター係がいて、彼らと挨拶をかわすが、それだけでアットホームな雰囲気を感じられる。三〜四人も乗ればいっぱいになるエレベーターには有名なエピソードがある。ある時ダイアナ妃とマイケル・ジャクソンとスティーブ・ジョブズが一度に乗り込んだ。皆黙っていたが、ダイアナ妃がマイケルの『今夜はビート・イット』を鼻歌で歌って一気に場が和んだというものだ。このホテルにはそんなエピソードがぎっしりと詰まっている。

しかし、その多くはヴェールに包まれている。なぜならスタッフの口が固いことで知られているからだ。世界中のセレブリティが絶大なる信頼を置いているのもそこだ。映画では多くの有名人が登場して、自らのエピソードとホテルがいかに素晴らしいかを熱く語る。それでヴェールの向こう側を垣間見ることができた。

さて、今回の滞在で一番楽しみにしていたのが、パーソナルなおもてなしとして枕カバーに刺繍で記されるゲストのイニシャルである。これを実際に目にしたときの感激は想像以上のものだった。

俳優のジョージ・クルーニーが世界一素晴らしいと三ヶ月スイートで暮らし、プロテニスプレイヤーのロジャー・フェデラーはU・S・OPENの際に三週間、家族とここで過ごした。カーライルが大切に培ってきたホスピタリティが信頼と居心地の良さを生み、またここに泊まろうと思わせるのである。たった一晩だけだったが、そんな気持ちになる、心地よい滞在だった。

高級住宅が並ぶアッパーイースト。カーライルは七六丁目にあり、メトロポリタン美術館やセントラルパークも至近にある。ホテルエントランスは仰々しくなく、ここがラグジュアリーホテルであるかどうかは外からはわかりにくいが、回転ドアを通り抜けた先のロビーは、とてもエレガントな佇まいだ。

飛行機の都合で午前中にホテルに到着し、部屋が用意されているのかと心配したが、事前にメールで飛行機の到着時間などを伝えていたこともあり、スムーズにチェクインができた。

このホテルのエレベーターにはエレベーター係がいて、彼らと挨拶をかわすが、それだけでアットホームな雰囲気を感じられる。三〜四人も乗ればいっぱいになるエレベーターには有名なエピソードがある。ある時ダイアナ妃とマイケル・ジャクソンとスティーブ・ジョブズが一度に乗り込んだ。皆黙っていたが、ダイアナ妃がマイケルの『今夜はビート・イット』を鼻歌で歌って一気に場が和んだというものだ。このホテルにはそんなエピソードがぎっしりと詰まっている。

しかし、その多くはヴェールに包まれている。なぜならスタッフの口が固いことで知られているからだ。世界中のセレブリティが絶大なる信頼を置いているのもそこだ。映画では多くの有名人が登場して、自らのエピソードとホテルがいかに素晴らしいかを熱く語る。それでヴェールの向こう側を垣間見ることができた。

さて、今回の滞在で一番楽しみにしていたのが、パーソナルなおもてなしとして枕カバーに刺繍で記されるゲストのイニシャルである。これを実際に目にしたときの感激は想像以上のものだった。

俳優のジョージ・クルーニーが世界一素晴らしいと三ヶ月スイートで暮らし、プロテニスプレイヤーのロジャー・フェデラーはU・S・OPENの際に三週間、家族とここで過ごした。カーライルが大切に培ってきたホスピタリティが信頼と居心地の良さを生み、またここに泊まろうと思わせるのである。たった一晩だけだったが、そんな気持ちになる、心地よい滞在だった。

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